公演イベントレポート

大人が本気で楽しんでいる姿を子どもたちへ!

実施日2023年11月26日(日)
公演タイトル鶴ヶ島坂戸地域荒馬座公演―『はちの巣太鼓』創立32周年記念企画「今、ここに」
会場坂戸市文化会館フレア

 昨年十一月に、はちの巣太鼓32周年企画 荒馬座鶴ヶ島坂戸地域公演『今、ここに』を盛大におこないました。毎年毎年「周年行事もやりたいね。やろうよ。」と十数年もみんなで言い続け、言い続けるだけで何も進まず…。それがやっと実現することができた日となりました。
 我々は、現在鶴ヶ島に二つの園舎を持つ『はちの巣保育園』が母体となって生まれたサークルです。太鼓や踊りといった民族芸能が大好きで、楽しいことの大好きな陽気で愉快な仲間たちです。荒馬座と関わってきた歴史の長さが、そのまま我々が過ごしてきた32年の月日と重なります。40年近く前、それまでと一変した「子どもも大人もみんなが主役も夏まつり」として、荒馬座の協力ももらって民族芸能の楽しさを盛り込んだ、それはそれは楽しくあたたかい夏まつりが催されました。その夏まつりをきっかけに、当時の在園児保護者のの数名でチームを作り太鼓を叩き始めたのが始まりです。園の職員や保護者、そして地域とも関わりを広げて新たなメンバーも増え成長した卒園生も加わり、さらに活気を増してつながり続けてきました。毎年八月末におこなう夏まつりでは、我々のホームグラウンドと言えるこの場にみんなで参加し、「大人が本気で楽しんでいる姿」を子どもたちに見せ、そして「楽しく叩いて美味しく呑もう!」のスローガン通りに大騒ぎの宴となります。 この長い歴史の中で荒馬座の研修生を経験する者も増え続け、準座員として活動するメンバーも増えていき、その中から二年前に荒馬座に入座したのがトミーこと松田智輝君です。今回の32周年企画は彼の「故郷に錦を…」の意味合いもあり(何とも切りのよくない数字ではありましたが…)公演のひと月前には千名の会場が満員御礼となるほどの大成功となりました。

 長かったコロナ規制が明けたありがたさと32年の歴史の中でのさまざまなご縁に感謝しながら、これからも末永くこの熱い根っこの想いとスローガンを胸にみんなで邁進し続けて生きたいと思います。

はちの巣太鼓 有山順子

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