公演イベントレポート

夢が豊かに実る大きな一歩に!!

実施日2023年5月14日(日)
公演タイトル深谷5月公演『五月晴れ!祭』
会場深谷市花園文化会館アドニス大ホール


万葉の里太鼓スポーツ少年団指導者
荒馬座準座員美里班
秋山 暁

 今年の二月、今年も深谷アドニスで荒馬座5月公演『五月晴れ!祭』がおこなわれることを伝えると、万葉の里太鼓少年団の子どもたち、保護者のみなさんは大喜び。太鼓少年団は埼玉県美里町の子どもの太鼓サークルですが、親子で荒馬座公演を観ることが毎年恒例のお楽しみの活動になっています。
 しばらくして、今年はその公演に太鼓少年団が出演することを話すと、「えっ、どういうこと?」「何、やるの?」まず保護者に相談して、それから子どもたちに伝えたのが三月の終わり。年度の変わり目だったので、初めは驚きと戸惑いのリアクションでした。そこで、荒馬座がつくった新曲「夢みのり太鼓」を、公演の舞台で親子一緒に叩くことを言うと、保護者のみなさんはちょっと心配そうでしたが、子どもたちの目は「好奇の目」に変わりました。
 4月1日、「夢みのり太鼓」の練習が始まりましたが、進級・進学でメンバーが多数卒団し、少年団としては不安もあるスタートでした。しかし、「一緒に荒馬座の新曲・夢みのり太鼓を叩きましょう。よかったら一緒に出演しましょう。」と、呼びかけていた近隣の子どもの太鼓サークル、神川豊穣太鼓春駒、大麻生和太鼓會麻っ鼓の親子・指導者、美里町の大人の太鼓サークル、木部おじさん太鼓、結び太鼓響のメンバーが五十人近く集まり、賑やかに「夢みのり太鼓」の取組が始まりました。
 毎週土曜日、計6回の練習を重ね、多少のメンバーの入れ替わりがありましたが、毎回いろんな人と組んで太鼓を叩き、そこに新曲の制作にも関わった準座員美里班のメンバーが積極的に参加し、みんなで教えたり教えられたりしながら、ほぼ全員で本番を迎えることになりました。

5月14日、本番の舞台は、各太鼓サークルの親子・メンバー、準座員が、心を通わせながら元気に「夢みのり太鼓」を披露することができました。
公演の後、「わたしの夢は、もっと、もっともっとたくさんの人と夢みのり太鼓を叩くことです!」と言ったメンバーがいましたが、今回の取組は、間違いなくその夢が豊かに実る大きな一歩になったと、ぐぐっと、ぐっとぐっと確信しています。

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