公演イベントレポート

荒馬座準座員40周年記念公演

日時2023年2月12日(日)
公演タイトル準座員40周年記念公演『今、生きる』
会場志木市民会館パルシティ(埼玉)

 さあ、500名を超えるお客さんが集った志木市民会館、晴れの舞台を任された60名の準座員。まずは華々しく寿太鼓で開幕だ。バチを持つ手に緊張を見せつつ、この日を待ちわびたかのように笑顔いっぱい、元気に太鼓を叩く。第1部から第2部にわたって、演技班の十八番集、「花笠おどり」や「沖揚げ音頭」「ハイヤ節」に続き、権現幕を背に「清祓の舞」を精いっぱい舞台を踏みしめて踊る。途切れぬ拍手に客席と舞台が一体になって祭りは続いていく。

 そして、企画制作班からは舞台狭しと並べた太鼓を四十人で打ち鳴らす夢みのり太鼓の初披露だ。明日からの未来に向けて力いっぱい叩く太鼓の音が会場いっぱいに鳴り響いた。そして祭りのフィナーレは演技班、企画制作班が入り混じった合同のぶち合わせ太鼓。共に晴れの舞台を支えてくれた荒馬座への感謝、そしてたくさんの拍手をおくってくれたお客さんへの感謝の気持ちを太鼓に込めて、最後は総勢六十名の準座員木遣りで忘れられない節目の舞台の幕が下りた。

祝四十周年お礼の言葉

荒馬準座エ門より どうも、十五人目の演技班、準座エ門でございます。毎度、MCの役目に携わっておりますが、開演の幕が上がって目の前に大勢のお客さんがいる舞台の臨場感はたまりませんな!コロナ禍もあって久しぶりの拍手を耳にして「よっしゃ!こりゃ今日はいけるぞ!」って思いましたもん。ほんま、スポットライトと拍手でウルウルしちゃいましたわ。いやいや、準座員四十年の歴史を綴った晴れの舞台、今まで出会ったいろいろな人たちの顔を思い出しながら、演技班、企画制作班の代表が一堂に会し、ほんまこの場にいる感激の気持ちがこみ上げてきましたわ。いろいろな思いを胸にこれからも荒馬座と一緒に頑張っていくぞって、気持ちを新たにしましたわ。皆さん、これからも準座員をよろしゅうな。
荒馬座準座員演技班 小林敬生

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